[Blog] パウダーコントロールストッカー を使ってみた

こんにちわ、 珈琲と銘打っているのにほとんど自転車の話題になっている田山珈琲ブログです(^^;

ということで今回は珈琲器具、しかもニッチな器具を使ってみましたので、レビューと併せてご紹介します。

タイトルにもある通り、パウダーコントロールストッカーになります。

珈琲を粉にするときに出る微粉を取り除く金属フィルターがストッカー内にあり、珈琲粉の粒度をある程度均す為に使用する器具、という普通では使わないマニアックな器具でございます。

先に店主の結論から申し上げると、

使いどころが限定されるが、買ってよかった!

という代物です。
特に直火焙煎の豆を購入される方には、特にお勧めします!

と言うことで早速レビューしてみましょう!

商品紹介

商品名は「サザ パウダーコントロールストッカー」で、このサザとは、茨城県で名の知れた珈琲屋 サザコーヒー であります。

商品の中身は 細かい、普通、粗い の3フィルター が同梱されており、普通にコーヒー豆ストッカーと同じ大きさになります。

[検証] 使ってみた

今回の検証では、2種類の豆で検証してみました。焙煎方式と煎り具合の違いで差が出るかどうか。

  • 直火焙煎の深煎り(シティロースト)で活動でも定番のモカブレンド。
  • 半熱風焙煎の浅煎り(ミディアムロースト)のエチオピア

フィルターは標準(3つのうちの中くらい)を使用しました。

では早速、ミルにかけた珈琲粉をフィルターにぼさっと入れて、ふたをしてシェイクシェイク!

中で微粉がたまって、フィルター上にはほぼ均一になった珈琲粉が残ります。

右側の赤いストッカー内に微粉が溜まりました。左側のフィルター内の珈琲粉をドリップに使います。

微粉はフィルター外側にも結構付着したままになるので、ペーパーに投入する前にある程度落としてからから投入します。
ミルからペーパーへ投入するまで、この一手間を加えるだけ。それ以外はペーパードリップと何ら変わりません。

[検証] ドリップしてみた

直火焙煎 深煎り

いつもお世話になっている ブラウンチップ のモカブレンド ブラウンチップ(シティ)ローストで試しました。

1か月ほどエイジングが進んだ状態なので、自分の感覚では「もう酸化が進んでいていそろそろ処分しないとなー」というレベルです。
今回紹介しているフィルター未使用の場合はそれなりに雑味がある代わりにコクがあります。

このフィルターを使用して微粉を取り除くと、味がはっきりとしてブレがない、コクは軽くなるがさっぱりして雑味がない味わいになりました。

半熱風焙煎 浅煎り

こちらはお気に入りの店舗、国分寺にある Life Size Cribe のエチオピアで試しました。
焙煎後3週間ほど経過した状態から試しました。不思議と直火系以外はエイジングの進み方が緩やかに感じていますので「この豆はまだまだ普通に飲めるなー」という感覚です。

フィルター未使用:エチオピアらしいはっきりとした酸味、もともと雑味が少ないので、3週間程度のエイジングでは味わいが落ちた感じは少ないです。

フィルター使用:フィルターにかけた後の微粉が直火の豆より少ない。味が未使用のものよりはっきりしたが、未使用との差は、直火の豆よりはっきりとは感じられなかった。

[結果] 使いどころ

ということで店主個人で検証した結果、この状態の豆で使うこととしました。

  • 直火焙煎の豆
  • 深煎り (シティロースト以上に深煎りの豆)
  • エイジングが進んだ豆
  • コクがある豆

    これらの条件の1つまたは複数に当てはまる豆に使用することとしました。

結局、これを使う人はどんな人?

主に直火焙煎を好むけど、いつもよりさっぱりとした味にしたいときに。また、エイジング・酸化が進んでしまったための豆を、ある程度おいしく飲みたいとき。

そんなときに使う感じでしょうか。

除去した微粉の使い道は?

微粉なのでとても酸化が早い!食べるにしてもすぐに使う状況であれば使えるのでは?と考えています。
例えば、クリームが使われている洋菓子にかけたり?アイス、ソフトクリームにかけたり?カフェラテにかけたり?
んー、まだ試していないので、何とも(^^;

自分がすぐに試せたのが、芳香脱臭剤、蚊取り線香替わり、くらいでしょうか。
蚊取り線香替わりは、だいぶ香しいかほりを発しますので、室内で使うのはおすすめできません(^^;

今回の締めっ!

ということで、検証してみました「パウダーコントロールストッカー」。個人的にはこのような結果となりました。
個人の検証・意見なので、すでに使っている・これから使うそれぞれの方に「へー、こんな風に感じたのかー」と生暖かく結果を見ていただければ幸いです。

こんな感じで珈琲に関することもblogに書きますよ?(^^;

ということで今回はここまで!
それではよいコーヒーライフを~ (^^♪

[Blog]湘南コーヒータイム Vol.4

こんにちわ、田山珈琲です。
だんだんと春めいてまいりましたね。自転車に乗るのも、ウィンドブレーカーいらないくらいになってきました (^^♪
そんな中、2月下旬に1年ぶりに開催されました珈琲イベント「湘南コーヒータイム」 Vol.4 へ行ってきました。

今日はそのイベントの様子をレポートします。

「湘南コーヒータイム」とは?

日本全国から名店が集うイベントで、湘南・藤沢付近のお店を中心に名店がそろっております。

店舗リストを見ると、今回は以前よりは関東近郊に集中しているように見受けられました。1年ぶりのブランクと準備で募集や告知が間に合わなかったのかな?なーんて、運営側をおもんぱかってみたり(^^;

1,000円で5枚シールを購入し、シール1枚で1杯の試飲サイズカップの珈琲ををいただけるシステムになっておりますので、多種多様な珈琲が楽しめます。

東京コーヒーフェスよりは過ごしやすいイベントで、イベント用物販も特にありませんが、おいしいコーヒーとともにゆっくりとした時間を過ごせるところが好きなイベントです。

今回も特徴あるお店が並んでいたなか、気になったお店、特に焙煎に関する点をピックアップしてレポートします。

LANDMADE

神戸のポートアイランドからの出店。興味を持ったのは何よりも試飲が2カップで1シール、というサービス精神にひかれて、最初の試飲をいただきました。
同じ豆のエチオピアで浅煎りと深煎り<小さいフライヤーから>

Web:https://www.landmade-kobe.com/

Bnei Coffee

阿佐ヶ谷のスターロードにあり、以前焙煎屋でお世話になった方が独立したカフェです。
最近はネルドリップで丁寧に淹れるスタイルに専念されて、このイベントの試飲の珈琲もその場でネルドリップされていました。

久々にお会いして、試飲珈琲をいただきました。珈琲も変わりなくおいしかった。物販では珍しいカスカラ ゲット!

カスカラとは?

コーヒーチェリーティー(英語: Coffee cherry tea)はコーヒーノキの実(コーヒーチェリーまたはコーヒーベリーと呼ばれる。)で作られたハーブティー。スペイン語で「籾」を意味するcáscaraに由来するカスカラという名称でも知られる。強力な植物由来の瀉下薬であるカスカラサグラダ(英語版)ティーとは異なる。

出典:Wikipedia コーヒーチェリーティー

Web:https://www.bneicoffee.net/

鈴鵠(すずくぐい)

お見掛けしたときは、まだ開店前のカフェ。なんでもエスプレッソマシーンの入荷が遅れているとかで開店日がずれてしまったそうです。
豆の焙煎は金沢の焙煎所から入荷しているようで、焙煎所の名前を失念してしまいました(^^;
鵠沼海岸の古民家をリフォームしているので、雰囲気がすごく良さそうなのと、カフェラテアートの競技会で上位に入っている方なので、それも相まって人気が高そうです。
この日はドリップで試飲コーヒーを提供されていました。

Web:https://www.instagram.com/suzukugui/

Cafe sucre

普段もカフェインレスコーヒーを購入しに行っております、カフェシュクレ。

今回のイベント用として台湾のハニープロセスの珈琲を提供しておりました。
この週の前の週に実は、ハンドドリップセミナーを開催しておりまして、それに参加しに行ったこともあり、この日もドリッパー談義になりました。
なんといってもハンドドリップの日本チャンプですから、いつも最高のドリップをするためのナレッジを豊富にお持ちです(^^♪

Web:https://cafe-sucre.com/

カフエマメヒコ

最後に、写真を撮り忘れてしまいましたが、三軒茶屋にあるカフェ。
焙煎豆が気になってお話ししたところ、気になった点が2つ!

1つ目は、なんと札幌の焙煎所 菊地珈琲から卸している!北海道以外ではここが初めて!!だそうです。
2つ目は、2度焙煎!?という焙煎方式!浅煎りの豆のみのようですが、詳しく知りたくなりました!

Web:http://mamehico.com/

いかがでしたか?
珈琲1つとっても、いろいろなカフェにいろいろなカラーがありますよね?

このイベントで得た情報を元に、また自転車で旅に出たくなりました!^^;

それでは、良いコーヒーライフをっ!

田山珈琲 店主

[Blog] 使ってみたアウトドア ドリッパー

こんにちわ、田山珈琲です。
インフルエンザ、流行ってますね-。店主のその流行に乗ってしまいました。
みなさんも体調管理にはお気を付けてください。

さて、今回はコーヒー器具についてお話します。

コーヒー抽出するのにいろいろな方法がありますが、店主が主に使用しているペーパードリップであります。
いつも活動で使用しているドリッパーは、KONO 名門ドリッパーですが、今回はアウトドア用ドリッパーについてに限定してお話しします。

基本の形が円錐でさらにスタンドが付いているので、何か容器の代用ともならないし、専用器具としてものが多くなる、かさばる状態。アウトドアするにはやはり軽量!コンパクト!なものが好まれる傾向デスヨネ。

そこで店主が実際に使用したアウトドア用ドリッパーを3つご紹介します。

  • Uniflame コーヒーバネット
  • MUNIEQ TetraDrip
  • RIVERS シリコン製 リバーシブルドリッパー

ではそれぞれの特徴を語っていきましょう!

Uniflame コーヒーバネット

左が大きいサイズ 2〜4杯用、右が小さいサイズ 1〜2杯用

だいたいのアウトドアショップで販売されているので手に入れやすいです。
サイズは2種あります。収納時はすこしばかり知恵の輪状態になるので、頭の体操にもいいかも^^;

メリット

構造上、ドリップ時に出てくるガスがよく抜けるので、味わいとして抜け感があります。
浅煎り豆よりは昔ながらの深煎り豆に向いていると感じました。
なので、例えばその場で深煎り焙煎した豆でドリップする、という完全アウトドアコーヒーには向いているドリッパーですね。
ほぼハリオのv60と同じ角度なので、ペーパーはそのまま使えますよ。

デメリット

どちらのサイズもドリッパー足から抽出の先端までが深いため、口の小さいサーバーでは側面から抽出漏れしちゃいます。例えば、Klean Kanteenの大口タイプ(ワイドイン ストレート ボトル)へドリップした際にその状態になって、ドリッパーを浮かせて難儀したこともありました。

この足の部分の口が大きめなので、口の大きいサーバーで抽出しないとお漏らししちゃうのです ^^;

1杯分のアウトドアカップへのドリップでは問題ないですけど、多人数で分け合う場合は通常のコーヒーサーバー並みの口が広い容器が必要です。

MUNIEQ TetraDrip

左が小さいサイズ 1〜2杯用、右が大きいサイズ 2〜4杯用、左右逆になっちゃった ^^;

近年発売されたドリッパーの中でも最軽量、最薄のドリッパー。
3枚板を組み立てる構造になっていて、サイズは2種、素材も2種、おすすめは4杯用の大きいステンレス金属製のものです。
組み立てると三角錐形状になりますが、ハリオv60のペーパーで大体まかなえます。

メリット

紹介した3つの中で最軽量・最薄なので、ウルトラライト装備にはもってこいのドリッパーです。
組み立て・ばらしについては、コツさえ掴めば難なくできます。
フィルターとの接点も少なめなので、片付けも楽チンです。

素材が違うと厚さも違うのです。両方とも3枚重ねた状態ですよ。

デメリット

ドリップ受けの表面積が狭いので、ドリップはしにくいと感じました。
ウルトラライトと相反する症状ですが、ドリッパー自体が軽いので風に飛ばされやすいです。強風時は要注意です。

三角錐形状なので、円錐のドリッパーよりドリップ面の表面積が小さく感じます。

RIVERS シリコン製 リバーシブルドリッパー

2017年のSCAJ(Specialty Coffee Association Japan)でサンプルを拝見してから、個人的に期待していたドリッパーが販売されました。
カラーにグルーンがラインナップされているのも、Goodですね(^^)
円錐形状ですが、角度がSaint Anthony Industries The Phoenixに似ていますので、ハリオv60のペーパーではサイズ合わせるのに工夫が必要です。

メリット

シリコン製なので、柔らかくリバーシブルすることができます。しかも裏返すことでリブ(ドリッパー内側にある切込み?突起物?のようなもの)も変わるので、味が変えられる楽しみがあります。
また、柔らかさという点で、収納時にデットスペースを少なくすることができる

ぐにゃり!と裏返す途中の状態

デメリット

ドリッパー用のスタンドが無い、別売となる(が、無くても使用は可能)。スタンドなしの場合はバネットよりさらに抽出先端が深くなる、かも。自作でスタンドを工夫すれば、オリジナルよりはコンパクトになるかもしれません。
紹介した3つの中では最重量となる、と入っても数十gなのでそれほど気にはならないかと。ただ、ウルトラライト機材を目指す場合には選択肢から外れると思います。
購入直後はシリコン特有のにおいが付くので、適当に1回以上は使用後に持参することをおすすめします。

まとめ

さて、実際に使用したことのあるアウトドア用コーヒードリッパーを3つ紹介しました。
どれも一長一短で、コレがイチオシ!とおすすめを一つに絞れません。

その中でもあえてイチオシするなら、TetraDrip、でしょうか。

やはり自転車乗り、1gでも軽く、かさばらずに持ち運びしたい!という願望が強いので、現在のところ使用頻度が高いです。

外でも味を楽しみたいのであればRIVERS リバーシブルドリッパー、味の強弱をドリッパーでコントロールできる楽しみがあります。

バネットもガスの抜けが良いので、しっかりとした味が抽出できます。

という感じで、いかがでしょうか。
今回紹介した3つ以外にもアウトドア用ドリッパーがありますので、皆さんのおすすめもあれば、ぜひ教えてください。

それでは、良いコーヒーライフをお過ごしください!(^^)

田山珈琲 店主